2009年9月13日日曜日

「ウォッチメンを映画館で見とけば良かった」という後悔

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地元の映画館が無くなってから、すっかりあの映画館独特の雰囲気から遠ざかってます。
興味のある映画も、「DVDで出たら借りれば良いや」と思う。で、そのまま見ずじまいという事も多々あるように。
借りてきてものめり込めずに、別の事をしながら流すだけ。


これはいかん。もったいないよ!!


この精神で本日レンタルしたのが「ウォッチメン」です。
最初から肩の力入れ過ぎなのは自覚しておりますが、これがまた面白かった。

出てくるのはアメコミヒーロー達!
しかし、一人を除いて一般人です。よくあるアメコミ系コスチュームを着ただけの人。
空を飛んだり、サイコキネシス使ったり、ましてや不死身のボディを持ってません。一人を除いて
ストーリー中、ヒーローの活動は非合法になってます。

冷戦まっただ中のアメリカ。核戦争は目前と言われ、治安は良くない。
全編通して、かなり暗いです。
でも、そんな中だからこそ私の愛するヒーロー「ロールシャッハ」が輝きます。
人格的にはアレな人です。
己の信念と正義に殉ずる姿に周囲の人物はどん引きです。

出てくるヒーロー達は一般人なので、葛藤を抱えまくってます。
神様っぽい彼との関係に悩む女ヒーロー。
ヒーロー活動を禁止する法律に従って引退はしたけれど、未練たらたらの青臭い男。
でも、それがまた良いんだ。見た目こそ一般的な(?)ヒーローだからこそ、面白いんですよ。

出てくる人物達の中でも特異な存在感のを晒すのが「Dr.マンハッタン」。
上でも述べた、「唯一の例外」です。
彼は本当の超人。
あらゆる原子を操り、過去と未来を見て、不老不死。
だからこそ、人間性が希薄なっています。
他人の感情を理解は出来ても、共感は出来ない。
彼の言動には論理が通っています。ただ、人間としての情が通っていません。
あったとしても、優先順位は低い。そんな存在です。
彼が劇中、テレビでインタビューを受けるんですが・・・・・・そのシーンが私は悲しいですね。
誰か何とかしてやれよ、と思ってしまいます。
あれこそ残された人間部分の叫びだったのかもしれません。
ロールシャッハとは違う意味で、心を打つ存在でした。


真相が解明されるシーンで、己の正義だけに殉ずるロールシャッハ。
たとえ相手が誰であっても。結末が分かっていても。彼自身が震えていても。
自分を貫いた彼の姿は本当にヒーローそのものかもしれません。
ただ、それが引き起こすであろう結果については・・・・・・どうなんだろうなぁ。


取り留めもなくなってしまいましたが、面白い作品です。
ただ、長い。ガッツリ見るのにお薦め!
アメコミと馬鹿にしたら駄目です。
ちなみに、私は原作のコミックスを注文しました。
ロールシャッハのマスクは欲しいです。ちゃんと動く奴をな!!
次は、ダークナイトを見ようと思ってます。